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私の無駄合定義

 投稿者:桃燈  投稿日:2013年 5月26日(日)04時08分4秒
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  よく考えたら、規約化を先行させるべきという意見に終始して、じゃぁどんな規約をあんたは考えてるんだよ、って部分をすっ飛ばしてたので追加します。

私個人としては

1.合駒を直後に取った場合で、
2.反復機構手数分だけ手数が伸び(反復機構がない場合は2手)
3.取った合駒を使わずに詰む

場合を無駄合としたら良いのではないかと思っています。(手数基準論と名づけています)
これは無駄合@wikiにおける最広義無駄合にかなり近い定義だと思います。
(ただし、復元型無駄合等も定義上含める形にして、漏れのない定義化を図っているつもりです)

この定義ですと、ツイッターで議論になった例を使いますと、

攻方26香、36馬、53と、62と、受方13玉、持駒なし(めいと31号山田剛氏の例題)

の2手目24歩合は「無駄合」となります。

無駄合の範囲がかなり広がる定義ですが、無駄合判定について解答時の労力はどのような定義をとっても変わらないと思っていますので、無駄合を広く認めて完全作を増やしたほうが創作時の負担軽減に繋がるのではないかと思っています。
特に変な作品については、定義上完全とした上で、作品の評価の段階で作品価値をほとんど認めないことにするだけで良いと思っています。


ただし、これは私の意見でしかないので他の枠組みも考えられるとは思っています。

具体的には

新しい変化が増えない合駒

を無駄合とする、新変化枠組み論なんかはその一例だと思います。
ただし、この場合は、「新変化」の定義が問題となるので、そこを詰めなくてはならないでしょう。
理論的に明確な議論をするのであれば

「新変化」とは符号レベルで全く同一な場合を除いた場合すべてを指す

くらいにしておけばかなり明確でしょう。
この場合は無駄合@wikiにおける狭義無駄合とほぼ同じ定義になります(ただし、無駄合@wikiの具体例の1つ目は私個人の意見では成立していません。合駒それ自体が最善手になっていないので)。

この定義を用いますと、無駄合がかなり減ると思います。
しかし、無駄と判断するためには結局「全手順読まなくてはならない」ので解答時の負担は変わりません。
有効合が増える結果として駒余り不完全作(駒余りの禁を前提にしています)が増殖しますので、創作者に不利な定義でしょう。
ほんのちょっとでも符号にずれが出たら有効になってしまうので、例えば

A(合駒なし11手駒余りなし手順)
A´(2手目に合駒あり13手駒余り有り手順。合駒部分以外Aと全く同一手順)
B(A´と同様の合駒あり。A´とは4手目に分岐する新変化。5手目で詰む)

という場合でもBというほとんど誰も考えない新変化のために有効合となって不完全の烙印を押されてしまう場合が発生します。
これは創作において極めて大きな負担となりうるので、私はおかしいと思っています。


他の枠組みはないかという点に関しては私は思いつきませんでした。
「実質的に新しい変化がない場合」みたいなものも考えましたが、「実質的」を定義できなければこれまでと同じような議論をもたらします。
そのため、上記2つの定義では失敗である場合には私の立論は失敗して、無駄合の定義って無理なんじゃないかなぁという方向に議論が流れそうに思います。
まぁ、手数基準論は、無駄合を広く取った上で、作品評価の段階で後は判断したら良いではないか、という価値観を抱き合わせていますので、この価値観を受け入れることができないという根拠がある場合には成立しません。
その意味では新変化枠組み論のほうが整っているかもしれません。
ただ、詰将棋の普及のためにもルールは分かりやすく、というTETSUさんの意見をベースにすると、手数基準論を否定するのは難しいんじゃないかなぁと、私個人的には思っているんですがどうなんでしょう?

ちなみに、このあたりの議論はツイッターでやり取りしながら議論してる部分といくらか被りますので、http://togetter.com/li/504427こちらも参照すると、理解が深まるかもしれませんし、さらに混乱するかもしれません(笑)
 
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