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Re:Re: 無駄合談義について

 投稿者:桃燈  投稿日:2013年 5月11日(土)22時51分38秒
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  前回予告したツイッターでの議論をまとめます。
正直、ひとつの話題、しかも長文で掲示板を占領している気がするので、そろそろ大丈夫かなぁと心配し始めていますが、多くの人の目に触れる場としてはこの場所が最適な気がしていますので、長文になりますが失礼します。

なお、前回の補足ですが、合駒以降の手を読まなくてはならないという点については一般的な(合駒とは関係なく全ての変化における)受け方最善ルールの適用の場面でも同様です。
そのため、同じ作業が必要になるにもかかわらず、無駄合判定のときだけなぜ別のルールを適用するのか、という価値判断が存在し得ます。
一方で、無駄合かどうかの判定をもっと楽にすべきであるという価値判断は、(その判定基準が分かりやすい場合には)変化読みを減らすために解答する側に優しいルールといえるので、十分にありえる価値判断だと思います。

補足はそれくらいにして、まずはツイッターのコピペをします。

桃燈 ?@telnarn 5月6日

緩募:無駄合についての意見 条件:当該合駒により手数が2手伸び、合駒が駒余りになる。手順は合駒しなかった場合と同じ手順に加えてもうひとつ同手数の変化が新たに発生する(どちらも駒余り) 問題:当該合駒は無駄合か有効合か(別手順の2手変長変化を生む以上有効合と見るべきか否か)

無駄合談義について意見を緩募したけど誰も反応してくれなかったのでおもちゃ箱掲示板に自論を展開した。今度こそ反応はあるかどうか…

ガシ ?@eesoonexopa 5月7日

@telnarn 突然失礼します。おもちゃ箱掲示板の書き込み読みました。僕個人としては、詰将棋のルールが複雑なのは(無駄合のような)例外事項があるせいだと思うのですが、どうでしょうか。
@telnarn この事例については、無駄合@wikiというサイトの広義無駄合という項目がなんとなく近いような気がします。
@telnarn 僕としては、おそらく新しくできた変化が本手順扱いになるんじゃないかと思っています。

桃燈 ?@telnarn 5月8日

@eesoonexopa お返事ありがとうございます。詰将棋のルールに例外事項があるから複雑という考えですか。私の立論は「受け方最善」に原則吸収できるというものですので、ルールそのものが複雑であるという考え方とは詰将棋のルールの捉え方が異なっていると考えられます。
@eesoonexopa おそらく、駒余りなしルール、無駄合禁、変化別詰めの許容etc...といった要素を別々のルールとして認識されていると思うのですが、私はこれら詰将棋原則は本質的には受け方最善ルールから演繹される結果として認識しています。その上で最低限の修正を加える試みです。
@eesoonexopa この点は、無駄合@wikiと異なる発想ですね。wikiでは無駄合を類型論として定義することで精緻化を試みています。しかし類型論はそれこそ複雑化を招くように思いますし、wikiの定義分けが必ずしも成功してるとも思いません。重複領域や不要な定義が含まれてます
@eesoonexopa 私の手元にある懸案の図はwikiでいうところの「狭義で有効、広義で無駄」であると同時に「最広義無駄合」にもあたる可能性があります。類型論の発想からすると有効と判定される可能性は十分あると思います。新たな変化を本手順扱いと考える人がやはり多数派ですかねぇ…

ガシ ?@eesoonexopa 5月8日

@telnarn なんとなくなんですが、「受方最善」の一言でくくっているものが、実際には「受方最善A(原則)」「受方最善B(例外)」「受方最善C(例外)」etc.に分裂しているような気がします。(かなーり個人的な見解ですが)

桃燈 ?@telnarn 5月8日

@eesoonexopa その感覚は分かります。ですが、無駄合を別個に定義する場合、独立した無駄合定義と受方最善ルールとで再度調整解釈が必要になります。一方で受方最善ルールとして構成する場合には初めからその整合性を問題にする必要がないという点に違いがあります。
@eesoonexopa もちろん、無駄合定義を受方最善ルールに適合的に組めば、両者の違いは理論形式の違いに過ぎませんが、wikiを含め多くの無駄合議論では手順が変化するかを考慮要素に組み込んでいると思います。これは基本的に手数が基準となる受方最善ルールとは別物だと言えます。
@eesoonexopa 私の立論は受方最善ルールをベースに据えるため、手順の変化を捕捉できません。つまり、合駒をすると手数は2手伸び、且つ当該合駒が持ち駒として1度も使用されず余る場合で、手順がおよそ完全に変化する時でさえ無駄合になります。やはり感覚として受入れ難いですかね?

ガシ ?@eesoonexopa 5月8日

@telnarn (僕自身は手数のみを基準にすべきと考えていた時期もあったのですが)やっぱり違和感を覚える人のほうが多いと思います。 そういえば、合駒関係なく2手長駒余りになる変長はどう考えます?

桃燈 ?@telnarn 5月8日

@eesoonexopa 違和感はありますよねぇ(実際私も直感的には違和感を持ってます。ただ、この部分を別に定義付けをすると、返って限界事例において混乱を生む気がします)。綿貫規約の2手変長でしょうか?あれは規約中で「次善」と言ってしまってるので、現代詰将棋では無用かと思います。

ガシ ?@eesoonexopa 5月8日

@telnarn 変長については、無駄合同様2手長駒余りになるのでどうかなーというのと、 例の作品について23手順は変長なので21手で完全という考え方もあるのを思い出しましたので。
@telnarn (非常に今更で申し訳ないのですが)最善とは、①最長&②駒余りなしであって、この定義のみでやっていけるのではないか という認識で合ってます?

桃燈 ?@telnarn 5月9日

@eesoonexopa 基本的にそのように考えてます。ただしその定義だけだと無駄合が排除できません。しかし、最善というルールの実質に変更を加えない範囲による修正によって無駄合問題に対応できるのでは、という立論です。



個人的に、無駄合かどうかの判定をもっと楽にすべきであるという価値判断の側で考えると、ひょっとしたら「新たに変化が増えるかどうか」をメルクマールにするというのもひとつの手法かなぁ、とも思っています。
ただ、この手法で判定した場合、

無駄合→全ての手を読みきって初めて無駄だと分かる
有効合→新変化が見つかった時点で有効だと分かる。ただし有効なので詰将棋としては結局全変化を読む必要がある

と、結局解答する側の労力という点では何の違いもないことに気が付きます。

無駄合の禁というルールは「持ち駒を使い切るように作品を創作する」というルールがある以上、創作時の救済ルールとして必然付随するルールであるといえます。
そう考えたとき、解答する側の便宜は同じなので、「新変化枠組み」で考えるのは創作する場合の敷居を上げることになると思いますので、ルールとしては厳しい気がしています。
創作への参入の敷居もそうですが、「新変化枠組み」は受け方最善とは別個のルールになるので、ルールとしての複雑さも個人的には気になります。


他にも、いろいろとネット上で同様の議論を探してみました。
無駄合@wiki、ちょっとやってみるのほかに、冬眠蛙さんの『冬眠蛙の冬眠日記』、名無し名人さんの『名無し名人の題名のないブログ』、鈴川優希さんの『my cube』での議論を見つけました。
特に冬眠蛙さんのブログの「無駄合いアンケート」は興味深いもので、アンケート回答者を見る限りでは、私のような「受け方最善ルールの修正原理」で対応すべしという意見は少数派かもしれません。
しかし、このアンケートの回答の中には「変化が増えない」にもかかわらず「有効」と考える場合が見受けられます。
これを、初心者や中級者にどう説明したら良いのか私には皆目見当が付きません。
定義づけとしては。「手数ベース」の定義、「変化ベース」の定義、「類型論」型の定義、が私の議論では登場してますが、どれがいいのでしょうね?
 
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