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『同一地点の捨駒』結果発表

 投稿者:酒井 博久メール  投稿日:2009年12月27日(日)08時50分38秒
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  結局、応募は2作でした。参考2作とともに紹介いたします(以下、基本的に敬称略)。

参考1図は、今回の企画を思いつくきっかけとなった拙作(くるくる展示室No.105)です。
参考2図は、コンクール開始時点で同一地点捨駒回数最多(n=10)であった山下繁実作です。四香連捨てをベースに、二枚角捨てを織り交ぜています。角捨ては33とが残っているときにしか成立せず、この時機を限定できたのがポイントと言えます。次の岩田俊二作に手数は更新されましたが、オール置駒捨てでは最多の地位を保っています。

応募1図・岩田俊二作は、山下作をもう一ひねりして捨駒回数を1回増やすことに成功しています。頭から4手進めた局面をご想定ください。若干の違いはありますが、山下作の31とを持駒金に変えた図と実質的に同じです。つまり、頭4手の成立こそが本作の命だったわけです。その成立の鍵となるのが、36角の配置です。山下氏も38角・47角を36角・45角にすることは考えてみたそうですが、余詰ということで考えを打ち切ったとのこと。そこからさらに発展の余地を見出した岩田氏の粘りに敬意を表します。

応募2図・TETSU作は、馬鋸をベースに発想されたもの。オール持駒捨て(打ち捨て)で14回の最多記録作となりました。この馬鋸自体は先例があるとはいえ、さすがに発想がひと味違います。馬が遠ざかるのは香を入手するためですが、再度43まで戻ってくるのは33からの玉脱出を防ぐためです。なお、36歩・52香・64銀は、33飛の移動合に備えた(同馬~13飛以下詰ます)配置です。また、初め「後手持駒なし」となっていますが、これは花駒配置の煩雑さを避けるための条件です。

今回のコンクールは以上で終了しますが、また記録が更新できたという方がいらっしゃいましたら、酒井宛メールまたはこの掲示板にてご報告ください。

http://www.geocities.jp/qgfairy/sakai/4n-1.htm

 
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